医療とAI
先日、面白い技術を目にしました。
これです。
義手です。
自分で思った通りに手首と五本指がそれぞれ動く上、重量も航空技術を応用した素材を使っており、超軽量の380g。当然ですが、本来の腕より軽いです。
この義手の新しいところは、AIが使われているという点です。
スマホ用アプリと連動し、AIが使用者の動きを機械学習、使えば使うほど自分の思い通りに動くようになっているとのこと。
思えば、映画「スターウォーズ」で主人公ルークが腕を切り離され、義手を装着するシーンがありました。小学生の時にそれを観た土橋少年は、主人公が何不自由なく動く義手を使う様子をみて安心するとともに、「もし僕が腕を斬られたらどうしよう、現実にはこんな義手はないぞ・・・」と、馬鹿なことを考えていたことを思い出しました。
この義手、使い込むことでゲームができるほど動きが洗練され、反応速度もあがっていくとのこと。どんどん技術がSFの世界に近づいていることに感動します。
AIに仕事を奪われる、と否定的にとらえるより、AIによってできるようになったことを肯定的にとらえ、その上で自分たちができることは何か、考えていきたいですね。
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