風をつかまえた少年

 みなさん、こんにちは。富山駅前校の鮒池です。
 またまた今回も、映画を紹介します。

 

『風をつかまえた少年』(2018イギリス・マラウイ)

 

 2001年、アフリカの中でも最も貧しい国の一つマラウイで、14歳の少年が風力発電の灌漑装置を作り、貧しい村を救った実話に基づいたノンフィクションです。

 

 主人公のウィリアムは、農業を営む貧しい家に生まれ、学費が払えず学校をやめさせられます。ウィリアムの父はウィリアムが学校に行くより農業を手伝う方がよいという考えを持っていて、一緒に働くように言います。
 ある時、村を大干ばつが襲います。父や村の人々は祈りで雨を降らそうとしますが、ウィリアムは図書館で見つけた本に基づき、風力発電のできる風車を作り、畑に水を引くことを呼びかけます。
 はじめのうちは、ウィリアムの意見は聞き入れてもらえませんが、徐々に協力する人が集います。困難なことが次々と襲い掛かりますが、周囲の協力もあり、ウィリアムは風力発電の灌漑装置を作り、村を干ばつから救います。

 
 この映画を見て感じるのは、1つは、私たちは恵まれた環境にあるということです。何にでもなれるわけではありませんが、将来つける職業に選択の余地があり、勉強すること自体にも制約がありません。
 もう1つは、自分や他人を幸せにしようという気持ちの大切さです。コンピューター化により10年後には今ある職業のうち半分がなくなると言われています。逆に、今後新しく生まれてくる職業は、広い意味で人を幸せにするものだと思います。

 主人公のように、逆境にくじけることなく、利他の精神を持つ人はとても素晴らしいと思います。

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