就職活動中の私が高校時代について思うこと

初めまして。担任助手をしております金谷と申します。 寒い日が続いていますが、みなさん体調は大丈夫でしょうか。 今、皆さんは学年末考査や2次試験に向けて全力で取り組んでいることと思います。 私は、大学3年生の冬になり、就職活動を進めています。 今日は、就職活動中の私の視点で、高校時代を振り返ってみようと思います。

就職活動では自己PRというものを考えます。 自分のアピールポイントですね。 自分のアピールポイントを考える時は、自分の経験したことの中から、どんなことができるかを考えることが必要になります。 「自分の経験したこと」として振り返る時期は人それぞれですが、大抵の人は、一番近い大学時代、次に高校時代と振り返ることでしょう。

私が高校時代を振り返ると「学業」と「ハンドボール部」という2つが思い浮かびます。 まずは「学業」。 高校時代の学業に関する出来事は、本当に多くのことがありました。 予習と課題と復習をどのような割合で進めていくと良いかが分からなかったり、学習する教科のバランスが分からなかったりなどの壁にぶつかっては、自分で試したり、学校の先生や友達、東進の先生に聞いたりしました。 「一緒に合格しようね」と、友達と毎日東進に登校したこともありました。

次に「ハンドボール部」。 毎日基本の走り込みやパス練習、シュート練習に取り組みました。 試合では、60分間走ることは大変でしたが、仲間と声をかけあったり、ベンチから声援をもらったりして乗り越えることができました。 また、試合に出られる人や部長を決める時、長時間チームで話し合ったこともありました。

実は他にも、体育大会の団役員に取り組んだり、合唱部の助っ人をしたりしたこともあるのですが、やはり、長い期間、本気で取り組んだこれらのことは、自信を持って自分の経験として話すことができます。 ここで、皆さんに伝えたいなと思ったことは、今目の前にある「学業」や「部活動」に時間をかけて、全力で取り組んでほしいということです。 時間をかけて、全力で取り組むことによって、経験に深みがでます。 このような経験は必ず皆さんの武器になります。受験に合格するための武器、就職活動で話すことのできる武器、成長するための武器、形は様々ですが、必ずどこかで使える武器になります。 また、時間をかけて、全力で取り組むことは多くなくて良いです。 絶対量が決まっている「学業」に全力で取り組むには、高校の3年間というのは短すぎます。 全力で取り組み、成功や失敗のような様々な経験をするためにも、取り組むことは少なくて良いと思います。

部活動を頑張る人へ。 私も、今までは、学業に取り組む時間が減ってしまうのに、なぜ部活動(しかも運動部)に入ったのだろうと思うことがありました。 しかし、3年間という時間をかけて、全力で取り組んだことで、たくさんの学び、経験がありました。おかげで今の就職活動においても、自己P Rとして話すことができます。 「学業」との両立は大変だと思いますが、どちらも全力で取り組んでみてください。

3年間で取り組むことの1つか2つの柱を持って、全力で取り組んでいってほしいなと思います。

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