高校野球の応援に行ってきました!!
先日、休日を利用して、富山県の夏の高校野球富山県予選の応援で 砺波野球場まで行ってきました。 暑い中、白球を追いかける高校球児の姿には感動しました。 東進生で野球部員も多くいるので、応援に熱が入りました!!!
さて、ここからはちょっと気になる数字のお話です。
49/3547 = 1.38%
この数字は何だと思いますか?
これは、日本の野球部で『夏の甲子園への切符を手に出来る確率』です。
■分子=49・・・甲子園への切符を手にすることができる高校
(47都道府県代表+北海道と大阪府は+2高校=49高校)
■分母=3547・・・夏の大会に出場した高校野球部の数
つまり約100校に1校の割合になります.
(もちろん都道府県の高校数によって差はありますが)
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ちなみに人数で見てみると
980/131,259 = 0.75%
■分子=980・・・甲子園のベンチに入ることができる人数
→49高校×20人=980
■分母=131,259・・・日本の高校球児数(2022年 日本高野連データより)
こうなると100人に一人以下という非常に狭き門になります。
そう考えると、夏の甲子園を目指すことの大きさや大変さが良く分かると思います。
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次に
18,850/570,000 = 3.30%
これは、『難関大学・学部(旧帝大+医学部)に進学できる確率』です。
■分子=18,850・・・(旧帝大定員+医学部定員)×現役率
→(20,000人+9,000人)×65%=18,850人
■分母=570,000・・・日本の18歳人口×大学進学率(約50%で試算)
→1,140,000人×50%=570,000人
つまり、大学進学を希望する現役生の30人に一人は、難関大学へと進学できる割合になります。
つまり 夏の甲子園でベンチ入り出来る割合は、難関大学に合格する割合よりも非常に低く、 甲子園ベンチ入りが、難関大学合格よりもより狭き門になるとも言えます。
(もちろん、高校野球と大学受験という異なるジャンルでの比較ですので、単なる人数比率の比較ですが)
でも、そんな割合などの理屈は彼らには必要ない。甲子園に行きたいという1つの想いを抱いて、毎日厳しい練習重ね、甲子園を目指していると思います。
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ここで皆さんにお伝えしたいことは
高校球児は、甲子園を目指す!
これは、野球の強豪校の選手でも、そうでない選手でもそうだと思います。 学年は関係ありません。(すでに高1でレギュラーの座を獲得している選手もいますからね)
これを受験生に置き換えると、
大学受験を目指す高校生は、第一志望大学現役合格を目指す!
第一志望大学の現役合格は、一生に一度しか獲得することができません。 この一度のチャンスを絶対にその手で掴んで欲しい!
今回の白球を必死に追う高校球児の姿をライブで観たときの、率直な想いです。