AIによる自然言語処理

先月の15日、16日、2年目となる大学入学共通テストが実施されました。

センター試験から共通テストへの変更の陰には、様々な問題がありました。
英語の外部試験利用は時の大臣の失言により棚上げとなり、記述導入も平等な採点ができないという理由で消えました。

実は、記述導入決定とその中止の裏にはこんな事情があります。
「AIの進歩により、2021年には記述の採点も可能となるだろう」
時は2016年。バリバリの文系である文科省の方々は、有識者を騙る方の甘言に騙され、共通テストの数学と国語に記述問題を盛り込むことを決定しました。

実際のところ、自然言語の処理はAIが最も苦手とする分野で結局採点をAIで行うことはできず、人の手で採点せざるを得ない状況となり、記述問題そのものがなくなることになりました。

その最も苦手としていたAIによる自然言語の処理技術も、徐々に進化してきた、今日はそんな話です。

本日紹介するのは「AIのべりすと」というサイトです。

何行か、文章を書いて「続きを書く」ボタンを押すと、その文章に出てきた人物などの関係を踏まえ、続きの文章を勝手に作ってくれるというものです。

だいたい4行から5行ほどの長さで文章を入力すると、続きの文章はある程度文中で書かれた関係を正しく把握した上で、出力をしてくれます。

現時点で作られる文章はあくまで「それっぽい文章」に過ぎないとはいえ、ある程度正しく人の手によって入力された文章を把握できているという事実は、近いうちにAIによる採点が可能になるという未来も予感させます。

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