モンテッソーリ教育法
みなさん、こんにちは。富山駅前校の鮒池です。
またまた今回も、映画を紹介します。
『モンテッソーリ 子どもの家』(2017フランス)
この映画は、一言で言うとモンテッソーリ教育法を実践している学校の幼児クラスのドキュメンタリーです。教育を志している人は見ておくとよいかなと思います。
この教育法は、子どもは生まれながらに知りたい、やってみたいという欲求を持っていて、子どもの発達に応じて綿密に準備された環境を与えることにより、子どもたちが自由に選択し自発的に行動するという考えに基づいています。注意したり、しつけたりしないで本当に大丈夫なのかな? と思う人も多いと思いますが、この映画を見ると、子どもたちが「仕事」やまわりの子どもたちとのコミュニケーションを通して成長していく様子がよくわかります。また、子どもに自由に活動させると聞くと、みんなで騒いで収拾がつかない状況を想像しますが、幼児が1人または数人で黙々と作業をしている姿は意外でした。モンテッソーリ教育法の魅力が詰まった作品です。
日本の教育は現在、大学入試改革に象徴されるように大きな転換期にあるかもしれません。その中で教師の果たす役割も変化していくような気がします。生徒がより深い理解を得ることができるアクティブラーニングなどが取り入れられる中、教師はどう生徒に働きかけていくのかということを考える上で、参考になる作品だと思います。
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