COP26が開催されています

現在イギリスでCOP26(気候変動枠組条約締結国会議)が開催されています。
目的は世界規模で進む地球温暖化を食い止めることです。


昭和や平成初期のころと比べると、明らかに夏の暑さは酷くなっています。思い返せば、当時は30度を超える日は暑い日、というイメージでした。小学校時代、プールに遊びに行く日に30度を超えていると喜んでいた思い出があります。

近年日本全体で増えている豪雨や豪雪も温暖化の影響です。平均気温が上昇したことで大気中の水分が増えています。そこに寒気が流れ込むと、より多くの雪が降るのです。

温暖化の原因である温室効果ガスの削減策の一つは自動車の排ガス規制です。
EUでは2035年までにガソリン車の販売を止め、電気自動車へと移行していくと既に決定されています。

そんなEUの中でもダントツで電気自動車への移行が進んでいる国があります。ノルウェーです。

ノルウェーでは今年の新車販売台数の9割が既に電気自動車、来年にはガソリン車の販売は終了する見込みです。

日本では遅々として進まない電気自動車への移行ですが、なぜノルウェーではこんなに進んでいるのか。

ノルウェーでは国の補助により充電ステーションが数多く設置され、そして充電は無料。購入時の税の軽減も行われています。
電気自動車はガソリン車と比べ、連続走行距離が短いという欠点がありますが、それも克服されようとしています。その上を走るだけで充電される特殊な道路も整備されており、よほどのこだわりでもない限り、国民としては電気自動車を選ばない理由がないという状態になっているのです。


新しい技術を開発するのは研究者、技術者の役割ですが、それを活用し、広げていくことは彼らだけではできません。
変えていくためには、文系や理系の垣根を超えてより良い未来のために協力しあうことが必要となります。

「まだ将来の夢が見つからない」
「何をしたらよいのか分からない」

進路に悩んでいる人は多いと思います。
そういう時は、環境のため、地球の未来のために何ができるかという視点を持つことで何か見つかるかもしれません。一度本気で考えてみてはいかがでしょう。

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