スマート無人レジシステム

ユニクロの無人レジ、利用したことありますか?
あれ、スゴイですよね。買いたい服をかごに入れたまま所定の台に置くと、何を入っているか全て表示され、レジが完了します。重なっていてもお構いなし、超スピーディーでストレスフリー。素晴らしい!

あのシステムのカギは、この商品タグです。

透かして見ると・・・

これはRFID(radio frequency identifier)というもので、IDチップと小型アンテナが一体化されたものです。

無人レジだけでなく、在庫管理にも大活躍、棚卸の手間が大幅に軽減できるものですが、単なるバーコードと比べるとやはりコストがかかります。3,4年前の時点では、このIDタグ一つで100円くらいかかっていたとか。

しかし、そのコストもユニクロさんは大幅に軽減し、現在では5円~10円まで抑コストを抑えることができています。

更に、導電性カーボンナノチューブを直接プリントする技術の開発が進んでおり、その技術を使えば1~2円で作れるようになるとのこと。そこまでコストを抑えることができれば、明らかにメリットの方が上回りそうです。


このように、基本的に無人レジは「これが何なのか」を機械に特定させるRFIDタグが必要なのですが、つい先日京セラさんからそのタグすら必要としない無人レジが発表されました。
なんと、AIによる画像認識で商品を判断できるとのこと。

engajet japan

カメラの下に商品を並べると、AIが自動的にそれが何なのかを画像認識し、レジが完了するというもの。
多少重なっていても商品が4割ほど見えていれば正しく認識するそうです。
個体差のあるもの(野菜などの生鮮食品)でも問題なく使えるとか。画像認識技術の発展もすごいところまで来ていますね。

重なっていたら認識ができなくなるため、RFID方式と状況によって使い分ける必要はありそうです。
ちなみにこの技術は、小規模な小売の他に、食堂などでの採用を意識しているとか。自分でおかずやご飯を選ぶタイプの食堂ですね。たしかに、食堂なら料理の上に料理を重ねることはできないですし、RFIDタグをつけることもできないのでうってつけですね。


現時点では無人レジと言っても、完全に無人にはできません。
実際に、先日私がユニクロで無人レジを利用していたすぐ後ろで、操作方法が分からず店員さんに補助をお願いしている方も居ましたし、認識はできたものの決済がうまくいかず困っている方も見受けられました。
しかし、全てを店員がやっているよりも大幅に人員やコストの削減ができることは間違いありませんし、この先更に技術とUIの進歩すれば、本当に無人で全てできるような時代が来るかもしれません。

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